おしらせ
院長より新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
皆様には旧年中、当院に対しご協力を賜りました事に、厚く御礼を申し上げます。
さて、精神科医療は今、大きな転換期を迎えております。歴史的に入院医療を中心としたこれまでの精神医療から地域社会を中心とした精神医療へと変わっていきます。患者さんは地域社会の中で活動しながら治療は外来で行い、不充分な点は訪問看護、デイケア通所でのリハビリテーションを通し援助いたします。当院でも訪問看護ステーション「しょうらい」を立ち上げて2年が経過し、毎月約400件の訪問を行い、デイケア通所者も順調に増えております。
入院治療に関しても看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士と多職種でのチーム医療を行い、以前の様に長期入院となる方は減り、ほとんどの方が3ヶ月以内に退院できる様になりました。更に入院中からグループホームや就労支援事業所、各関係機関と連携をとりながら、退院後の生活支援を考えております。
当院では今年も職員一丸となって精神医療に取り組みます。どうぞ宜しくお願いいたします。